南青山物語

古い話で恐縮だが、還暦を過ぎた諸氏にとって、南青山を語る上で忘れられない一冊と言えば、林真理子著の「南青山物語」であろう。発刊は1986年、まさにバブル真っ只中、ジャパン・アズ・ナンバーワンとか言われておだてられ、日本全体が浮かれていたあの夢のような時代である。田中康夫の著書の「なんとなくクリスタル」が社会現象となり「なんクリ族」とか「クリスタル族」という流行語も生まれた。この「南青山物語」は60話からなるエッセイ集だ。雑誌アンアンに連載されたエッセイをまとめたものである。目次を眺めただけで、当時の「あるある」が鮮明に脳裏によみがえってくる。当時を懐かしむには、うってつけの一冊である。

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